きのこ 九天九地盤を考える

『三国恋戦記』において主人公を異世界へ引きずり込む不思議アイテム九天九地盤。ある時は9と3/4番線、ある時はコレアンダー古書店、クローゼットの奥だったり、古井戸の底だったり、その先に広がる愛と冒険の入口そういうやつ、その手のやつ!
・・・・かと思いきや、この本はそんなファンタジックだけの代物ではない。ただただ不気味な、呪いの本だった。


しかもまだ謎だらけ。
今後『三国恋戦記』がシリーズ化していくのか、はたまた幕末恋戦記やら源平恋戦記やらに派生していくのかは不明ですが、この本について分かっている事から推察、憶測も含めまとめておこうと思います。
【最終加筆:2017/10/17】


※ 以下ネタバレです、ご注意ください。


きのこ 『三国恋戦記 魁』 ~雑感まとめ~

オススメ
評価星イエロー評価星イエロー評価星イエローハーフ評価星グレー評価星グレー
管理人好み
評価星ピンク評価星ピンク評価星ピンク評価星ピンク評価星グレー

PCソフト
2017年8月25日発売
Daisy2
【公式HP】


Daisy2の処女作として発売されるやいなや一躍同ブランドの名を界隈に知らしめた優良作『三国恋戦記~オトメの兵法~』の新作でございますね。あれから7年ですってよ・・・そりゃあ尿切れも悪くなるはずだわ。歳とったわ。


【 好きをランキング 】


[1] 相国
[2] 本初
[3] 奉先
[4] 華陀
[5] 伯符


【 あらすじと結論 】


全国統一ブサカワ代表みたいな感じだったお花さんよりも、若干シュッとして嫋やかな美少女感を醸し出す巴嬢が主人公。見てくれよ弓だぜ?しかも育ちは旧家だという。これはアレだよ、みんな大好き戦う大和撫子だよ!
一方の殿方らはどうだろう。三国志的に”じゃない方のやつ”集めてみました。時代も三国が起つ前だから群雄割拠の前夜祭で、言ってしまえばこの人らには未来がない。これから覇者クラスの武将が台頭してくる中で星まわり最悪な彼等にどんなフューチャー切り開いてくれんの巴?またはどんな地獄見せてくれんの?
ああ楽しみ!面白くないはずない!恋戦記よ永遠なれだね!!


よし、では結論だ。
「・・・思ってたんとちがう」(脱魂)


負け組の物語だから基本的に下り坂。全然サクセスしねぇでやんす。乙女ゲームにハッピーを必須と求めるなら合わないかも知れないが、悲恋に目がないわたくしとしては暗め不幸めを描き出したスタンスは悪くなかった。しかし問題はそこじゃない。プレイヤーの嗜好に左右されるそういう部分の問題じゃないのだ。


【 失われたもの 】


では何がいけなかったのか、逆に言えば無印の何が評価されてここまでの人気作になったのか、なのだけど『魁』ではそこがごっそり失われているように思えてならない。
個人的に考えるそれってつまり”作り手の情熱”ではないんかな。


『三国恋戦記』と言えば、こだわり仕上げとファン目線だろう。サービス精神が空回りしてFDをエロ路線に走らせちゃったけんども。ニーズを読み違えてはいたけんども。それもこれもファンに喜んでもらおうって気持ちが慮れたから心ほっこりしたもんですよニーズは読み違えていたけんどもね!
それが・・・どうしたのか。一転してファンの期待をガン無視してきた。同じスタッフとは思えない項羽の仕業に違いない。あの頃のむさ苦しいまでな熱意はどこへ落っことして来てしまったのだ…ハサミさんハサミさんDaisy2のクリエイター魂が見つかりません探して下さい。


差分スチルと個別のエンディング曲が無くなったのは単純に寂しかったです。ああ、こういう所にこだわり持つのはもう止めたんだね、あなた・・・変わっちゃったね・・・ってな。新規の背景も少な過ぎるし後日譚もカット。ナイナイづくしのエコ操業っす。


キャラクター同士が殆ど絡まないのはライターさんが複数いる弊害かなんかなのかしら?巴と花の立ち位置の違い(攻略対象しか頼る人がいない孤立感)もあるのかも知れないけど。
仲良しこよしわいわいさせろ、なんて無理言いません。ただ、脇役含め登場人物たちの想いや事情が絡み合い広がっていく物語は無印の魅力的な部分だった。それが無くなってしまった。丞相はもっと有効に使えたはず。なんだか巴を通して見る世界は、ひどく狭い…。。


【 シナリオ 】


上でも書いたけど暗いのはいいんです。悲恋なら悲恋として無印と同じ密度で描き上げてくれたら文句無いんです。向こうが陽ならこっちは陰だと胸張って全√メリバだって良かったんです。
でも雑なんです。


今回から中条ローザさんがライター陣に加わると聞いたので、どの√を担当なさったのか調べずにプレイしてみたら一目瞭然だった。この方の言葉の言い回しは独特だ。そしてとても好きだ。
ファンとしての贔屓目なしに見ても相国√と奉先√はシナリオの質が違ったように思う。他は無印からのライターさんなんだよね?…そう思うと不思議というか、やるせない。


【 巴と花 】


今作の主人公はすこぶる評判が悪い。
でも無印が発売された直後、花もあまり評価はされていなかった記憶がある。少なくとも自分は何度お花をパイルドライバーの刑にかけてやったか分からない。戦場の真ん中で本を読み始めては処刑。殿の最前線に1人で突っ込んでっては処刑。川に落ちて捕虜になっては処刑。浅墓…浅墓オブザイヤーを君に。でもそこがファンタジーで乙女ゲらしくてスカッとするし、結果ハッピーエンドまで引っ張っていくパワフルな花が憎めず愛されたんだろうなって思うの。
突飛な行動力の花、思慮深く現実的な巴。


もうひとつ巴の分が悪いと思われるのは最初の選択肢だ。花が理想の男性を選ぶ質問だったのに対して、巴は自分の性格診断だった。常に孔明のポジションにいた花はどこまで行ってもあの性格だし、ブレずに理想を追求する姿は一本筋が通った主人公として頼もしい。
ところが巴は攻略対象ごとに性質が変わるんだもの。本初√の巴がポンコツなのは仕方ないんだよだって本初がポンコツなんだから!
実際わたくし奉先√の巴は花を超えたと思っています。あのバイタリティーを全√一貫して発揮してくれていたら・・・・。


【 まとめ 】


前作と比べすぎるのはよろしくない。
頭では分かっていても比べずにはいられないのがファン心理だよ、それだけ無印は鮮烈に登場して乙女のハートをえぐって行った作品だったから。プレイヤーは当然かつての空気感を期待するし、戦う主人公が敗者の物語をバッサバッサ切り開くんだねって普通思うでしょ。実際違ったけどさ。そう誤解させた罪はあると思うの。


『魁』が別の角度から恋戦記を描こうとした気概は好きです。
ただ、大味な上に未完成だったので、手を抜かれたような失望からブランドへの不信感が膨れ上がった。移植商法を繰り返してもDaisy2なら…と支持し続けてきたファンの気持ちを踏みにじったんやぞぉってことを重大に受け止めて欲しいですほんと。


全体感想なのでどうしても辛口になりました、無念です。
糞ゲならクソゲなりに嗤って笑って愛して楽しみたい。菩薩の心で赦したい。そういうスタイルで活動しております糞ゲハンターあばやまです。『魁』は決してウンコじゃないのに、抑えきれずネチネチ言ってしまって自分でも驚いています。軽く笑って流せないのはやはり信頼していたからなのかな。
あばやまはゲーム作るの人じゃないから色んな事情は分かんないですけどね、「妥協せず作品つくってます」なDaisy2さんに他メーカーとは違うものを感じていたのでとにかく、まぁ、ガッカリしちゃったんだよ。可愛さ余って・・・みたいなこと。
世間の評価もそういうことじゃないかと思う。


ともあれ自分の場合、作品の出来良し悪しと、楽しめたかどうかってのは別ものさしです。『魁』は完成度こそ目が泳ぐレベルだったけどわたくしは十分満喫した。十分相国を堪能した。
個別感想でその辺を吐き出していきたいと思います。


【帰結】:都督が足りない



きのこ エンカウントは密やかに

再開しました。

はじめましてのお嬢様、ようこそはじめまして。
お久しぶりですの淑女様、土下座からのジャンピングハグ!

三年半ものネグレクトですっかり人の気配を感じなくなったブログですが、このまま放置しといても開けて放置しといても…あ、これ一緒だ!ってなことに気づきまして、晴れて開店休業に移行しました。

本当は折を見て閉鎖してしまおう。
ヲタ趣味からの卒業、、いや、これはもう独立だ。四半世紀以上も続いた隠遁生活と煩悩支配からの脱却だよ!Yes!インディペンデンス・デイ!インディペンデンス・デイ!!くらいのテンションでね、クローゼットに隠してたモノも全部売っぱらってやったんですけどついにやってやったんですけど二日で我に返りました。

出 来 る わ け な い

そんなこと今更、今更できるくらいならとっくに足洗ってるぅ。。。

そういうわけで世を忍ぶヲタクとして生き続ける以上、吹き溜まったものを吐き出す場所は不可欠だよね。誰かと共有できた時は嬉しいし、書き殴ったものをストックしていつか読み返すのも楽しい。
ネット上の居場所という意味でも、ウェブログは自分にとって扱いやすい媒体のようです。
以前と同じように更新を重ねる自信はありませんが、のんびりと、また一からコツコツ育てて行けたらと思うので、どうぞよしなにかしこみかしこみ申し上げます。

あばやまの脳内については、2014年に入ったスタンバイから復帰、みたいな具合でして色々と当時のまま思考が停止しちゃってます。乙女ゲで言うと『剣が君(PC版)』の辺りですね。鈴懸で白飯三杯いただける感じです。それ以降はすっかり浦島太郎なので順次とれんでぃに適応して参りたいな・・・・と、ああ、そうだ、まずは魁でした。もう少しでこの問題作をクリアするので言っときたいこと山ほどあるんよ。

ただ一応わたくし『三国恋戦記 魁』擁護派なんです。
悪口10でこき下ろすことも出来る。哀しいかなそんだけのポテンシャルを持った作品だもんで。
けどさ・・・・・・あ、愛してやりってぇんだよぉ。(血ヘド)

当面、魁の記事を書いて行きます。
「 愛1謎1悪口2フォロー3相国3 」くらいの割合で吼えます。


きのこ いつか貴女とエンカウント

1月 FF15終わった!ブログ恋しかよー!今度こそわしゃ戻るぜよー!

2月 じゅ~げむじゅげむ♪ごこうの、ゴホッ

3月 ・・・ごめんなさい頓挫しました。゜(ΠДΠ)゜。あっうっ

4月 迷子生活三年目の桜

5月 都督が延期とか・・・うそだろ・・・?

6月 サイトを夏色に衣替え、あとオートマタ終わった(´;ω;`)

7月 夏休みとかいう昼そうめん地獄が今年も始まる

8月 だ~る~ま~さ~ん~が~・・・ヒヒヒ (都督接近中)

9月 低評価の嵐にヤる気MAX!魁どんとこい


きのこ 2017年お返事一覧

いつもお声掛けてくださってありがとうございますー^^